【レッスンについての考え方】小学6年生のレッスン!
こんにちは!菊地です。
ようやく秋も深まってきましたね。
秋はピアノの音が一番良く響いてくれるような気がします。
練習していても心地よい時間になります!!
さて、今日は小学6年生の生徒さんのお話です。
6年生は中学受験でお休みされている生徒さんがいますが、勉強と両立して通っていらっしゃる生徒さんもいます。両立と言うよりは、息抜きになっているのかもしれません。
この生徒さんは最近になってよく家でピアノを弾くようになったそうです。保護者の方からは、何かあったんですか!?と言われたことがありました。
私は特に何かアプローチした訳ではありませんでしたが、6年生になるまでに辞めてしまいそうな事が結構ありました(苦笑)
何よりも…耳やお手本を見て弾くことが得意なので、楽譜を見て弾く&コツコツ練習が苦手な生徒さんでした。
やる気がない時には何も言わず知らないふりをしました。
お互いにレッスンが辛い時間になっていた事もあったと思います。
ピアノに関係ない話もしたり、とにかくどうしたらこの生徒さんがレッスンに来るのことが楽しくなるのかをひたすら考えレッスンを積み重ねました。
学校の授業では音楽が一番好きだそうです。保護者の方もあまり干渉しないため、心の成長とともに、自らピアノを弾くことが楽しくなってきた様です。
特別に何か声をかけなくても、生徒さん自身は色々と考えて成長しているんですね…そのようなことを感じられるようにする時間もレッスンの在り方なのかもしれません。
心からピアノを弾く楽しさを味わえている瞬間を共に感じられることに私自身も幸せを感じます!!
ふと、やっぱり人にやらされている感じがあるとやっていて楽しくないですし、自信がつかないのだなと、つくづく思いました(苦笑)
次回はピアノの習い事、親が習わせたい習い事になっていないか?についてお伝えしていきます!
秋はやっぱりコスモスがきれいですね!